五月幟とは
貴重な手染めの技術
現在九州では他に1箇所しか作られていない筒引手染の五月幟専門店「吉井染工場」でつくられる五月幟は、宮崎県の伝統工芸品に指定されています。
上質の木綿生地に下絵を描いたあと、もち米で作った特殊なのりで砂を張って縁取りし、20種類の顔料を使って、昔ながらに一品一品丹精込めて色づけして仕上げられます。色あせもなく、風雨にも強いため、永年の保存が可能とされています。
吉井染工場は、徳川時代初期の寛永4年創業の歴史を持ち、代表者の吉井岩夫氏は14代目を継承しています。また吉井氏の作品は、多くの人に高く評価されており、昭和60年に宮崎県伝統工芸士に認定され、知事表彰を受賞しています。
備考 |
【お問い合せ】延岡観光協会 |