令和2年度第8回延岡花物語の開催中止について

令和3年2月1日から同4月4日にかけて開催を予定しておりました「第8回延岡花物語」につきましては、新型コロナ感染拡大の状況を踏まえ、残念ながら中止することといたしました。
実行委員会では、コロナ禍のなかにありましても、なんとか市民の皆様に元気をお届けしたいとの思いで、これまで開催に向け協議を重ね、また、準備を進めてきたところでございます。
しかしながら、ご案内のように、全国各地でクラスターが発生し、新規感染者や重症者が過去最高を更新している中、期待のワクチンも間に合わない状況でございます。
また、宮崎市や大分県などの近隣でも多くの感染者が出るなど、事態は大変厳しくなっているところでございます。
このような状況の中で開催すれば、参加者の皆様の安全確保も困難でありますし、ひいては全ての市民の皆様にもご迷惑をおかけする事態になる恐れがございますことから、大変残念ではございますが、今年度の開催を中止させていただくことといたしました。
この延岡花物語は、平成25年2月に第1回を開催して以来、多くの皆様のお力添えによりまして、年々盛大になり、県内外から約10万人のお客様においでいただくまでになったところでございます。
開催にあたりましては、一年を通じて菜の花や天下一ひむか桜の手入れをしていただいている「コノハナロード市民応援隊」の皆様をはじめ、草刈りなどの会場整備、会場設営、運営スタッフなど120を超える団体の皆様にボランティアでご協力をいただいております。
また、このはなウォークにおいて会場を彩る「かざぐるまアート」は市内のすべての中学生約3千人の皆様に心を込めて作っていただいたものでございます。
さらには、五ヶ瀬川に橋を架設していただいている自衛隊の皆様や、国土交通省をはじめとする行政の皆様、毎年パンフレットに広告を掲載していただいている皆様など、数えきれないほどの皆様のご協力をいただきながら開催してきたところでございます。
このような皆様のことを想いますと、誠に残念で断腸の思いでございますし、開催を心待ちにしてこられた皆様には、大変申し訳なく、心からお詫びを申し上げます。
新型コロナ感染等の状況が一日も早く終息することを願いますとともに、来年度はさらに充実させて開催するよう尽力してまいる所存でございますので、皆様方には変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

令和2年12月11日
延岡花物語実行委員会
会　長　　　吉玉　典生
実行委員長　谷平　興二