一般社団法人 延岡観光協会 創立80周年記念式典
日時:平成28年6月21日(火) 16:15~
於:ホテルメリージュ延岡 3F
▲基調講演:演題 「日向神話と県北の使命」 講師 高千穂神社宮司 後藤 俊彦 氏
▲ 延岡観光大賞、延岡観光功労賞、延岡観光感謝賞受賞者の方々(詳細は下記にて)
▲新規任命 延岡観光大使・延岡観光特命大使紹介(詳細は下記にて)
▲延岡観光協会職員あいさつ
▲アトラクション ・大御神社獅子舞「天照獅子」
ごあいさつ 延岡観光協会代表理事 谷平 興二
延岡観光協会は本年創立80年を迎えました。
昭和11年(1936年)延岡市に創立され、以来48年間公営で運営され昭和59年(1984年)民間に委託されました。
初代会長に川並俊一氏(在任17年)、2代目会長に田丸眞氏(在任11年)が就任され28年間もの長きに亘り、今日の観光協会の礎を作って頂きました。
先ず、両氏のご苦労に心から感謝を申し上げます。
平成24年(2012年)に私は3代目会長として就任しました。
就任後、延岡市民の永年の悲願でありました高速道路が続々と開通しました。
平成28年(2016年)春、東九州自動車道が北九州まで完全に繋がり、夢でありました大都市福岡に続き北九州も3時間で繋がりました。
この3時間と言う時間は、人の移動に最適な時間と言われており、まさに神様がくれたプレゼントのようです。
この道路を何が何でも、延岡に多くの観光客が来てもらう道にしなければなりません。
今、延岡観光協会は「100万人大作戦」を合言葉に役員、会員、事務局一丸となって頑張っています。
そして、この4年間で延岡観光の有るべき姿がはっきりと見えてきました。
1、延岡には、川で泳いだり、海に潜ったり、カヌーに乗ったり、山に登ったりと、中心市街地から30分で行ける一級品の自然が沢山あります。
2、人と神が出逢う「出逢いの聖地のべおか」のキャツチフレーズ通り、わが古里は神話の本家本元であります。ニニギノミコトが高千穂で降臨、延岡でコノハナサクヤヒメと出逢い、日向から神武天皇が東征に旅立つ県北神話ロマン街道構想が現在立ちあがりつつあります。
3、海、山、川の一級品の自然に恵まれた素朴でおいしい食べ物の宝庫です。
以上、自ら参加できる一級品の自然、県北神話ロマン街道、おいしい食べ物、この3本の柱を中心にして、これからの延岡の観光を推進して参ります。
他にも、内藤城下町の歴史や文化が今に蘇る「のべおか天下一薪能」を世界に向かって発信しております。旭化成工場群も日本に誇れる産業遺産であります。
パワースポットにも事かきません。
日本一のお大師さん、今山神社、行縢神社いずれも長い歴史を背負ったものです。
枚挙にいとまがない、これ程恵まれた観光資源を活かすも殺すも私達次第です。
人と神が出逢う「出逢いの聖地のべおか」愛して止まない古里延岡に絶対の自信と誇りを持って市民総力戦で頑張りましょう。
基調講演 講師 高千穂神社宮司 後藤 俊彦 氏
演題 「日向神話と県北の使命」
– 講師プロフィール –
昭和20年高千穂町に生まれる。
昭和56年に高千穂神社宮司に就任し、現在に至る。
高千穂神社に伝わる国指定重要無形民俗文化財「高千穂夜神楽」のヨーロッパ公演を2度にわたって実現する。多岐にわたる講演や文筆活動により広く神道教化を実践し、昭和62年「神道文化奨励賞」を受賞する。神社本庁評議員、高千穂町観光協会会長などを歴任し、平成26年には神社本庁から神職身分の最高位である「浄階特級」を授かる。
主な著書に「永遠の日本」「神棲む森の思想」「山青き神のくに」「神と神楽の森に生きる」などがある。
近年では、宮崎県北に伝わる神話について多数の講演を行っている。
延岡観光大賞 延岡商工会議所会頭 清本英男 氏
◎受賞者
延岡商工会議所会頭 清本 英男 氏
◎表彰理由
日豊経済圏開発促進協議会会長並びに延岡道路・北方延岡道路建設促進期成会会長として、平成6年から100回を超える提言活動をはじめ、様々な活動を通して東九州自動車道、九州中央自動車道の早期整備にご尽力をいただき、市外県外からの観光客誘致に大きく貢献されました。また、現在は九州中央自動車道建設促進延岡期成会会長として、本市につながる高速道路の早期整備にご尽力をいただいています。
延岡観光功労賞 天下一ひむか桜の会 松田庄司 氏
◎受賞者
天下一ひむか桜の会 松田 庄司 氏
◎表彰理由
五ヶ瀬川堤防沿いの「天下一ひむか桜」をはじめ、菜の花など四季折々の花々の管理を続けてこられたことにより、年間を通じて市民への憩いの場の提供と「延岡花物語」のメイン会場に相応しい環境を整備していただきました。併せて、観光都市としてのイメージアップにより、観光客の誘致に大きく貢献されました。
延岡観光功労賞 天下一ひむか桜の会 松田香代子 氏
◎受賞者
天下一ひむか桜の会 松田 香代子 氏
◎表彰理由
五ヶ瀬川堤防沿いの「天下一ひむか桜」をはじめ、菜の花など四季折々の花々の管理を続けてこられたことにより、年間を通じて市民への憩いの場の提供と「延岡花物語」のメイン会場に相応しい環境を整備していただきました。併せて、観光都市としてのイメージアップにより、観光客の誘致に大きく貢献されました。
延岡観光功労賞 延岡観光協会顧問 田丸 眞 氏
◎受賞者
延岡観光協会顧問 田丸 眞 氏
◎表彰理由
民間から任命された第2代会長として、長年に渡り本市の観光振興に貢献されてきました。特に、平成22年に本市の秋の風物詩である鮎やなが存続の危機を迎えたときは、観光協会が鮎やなを架けるという英断をされました。現在では、開通した高速道路を利用して多くの観光客が鮎やなを訪れています。
延岡観光感謝賞 鮎やな師 髙橋生矢 氏
◎受賞者
鮎やな師 髙橋 生矢 氏
◎表彰理由
延岡観光協会が延岡水郷やなの架設を始めたときから、鮎やな師として鮎やなの架設や期間中の管理にご尽力をいただきました。五ヶ瀬川水系に架かる鮎やなは、300年以上の歴史がある伝統的漁法で、その雄大な景観と清流「五ヶ瀬川」の鮎は、昔から広く市民に愛されてきました。近年では、県外からの観光客もたくさんおいでいただいております。
延岡観光感謝賞 のぼりざる製作所松本代表 橋倉由美 氏
◎受賞者
のぼりざる製作所松本代表 橋倉 由美 氏
◎表彰理由
「のぼりざる」は、江戸時代から本市に伝わる郷土玩具で、子供の立身出世などを願い鯉のぼりと一緒に掲げられていましたが、昭和43年にお年玉記念切手に採用され、全国的に知れ渡りました。平成14年からは、製作技術保持者として「延岡市無形文化財」に指定されていた故松本節子氏の遺志を次女の橋倉由美氏が受け継ぎ、唯一本市を代表する郷土玩具「のぼりざる」を守り続けています。
延岡観光大使 宮崎ひでじビール株式会社代表取締役 永野時彦 氏
◎受任者
宮崎ひでじビール株式会社代表取締役 永野 時彦 氏
◎これまでの活動内容と任命内容
これまで市内外で開催された多くの観光イベントや物産展のほか、最近では外国での物産展等にも延岡観光協会会員として参加され、本市特産品の販売とPRに努めてこられました。また、延岡市観光振興ビジョンの策定と推進では、委員として参加され、本市の観光振興にご尽力をいただきました。
これからは、延岡観光大使として自身の経験や日々の活動を活かして、これまで以上に国内外への観光PRと本市の観光振興にご尽力をお願いいたします。
延岡観光特命大使 西日本シティ銀行九州地区本部長 繁友健一 氏
◎受任者
西日本シティ銀行九州地区本部長 繁友 健一 氏
◎これまでの活動内容と任命内容
西日本シティ銀行の九州内支店では、職員の慰安旅行を企画され、毎年多くの職員が観光地を訪れています。
これからは延岡観光特命大使として、同行の九州内各支店に本市の魅力を伝えていただき、延岡に来ていただくようご尽力をお願いいたします。
延岡観光特命大使 おおいたインフォメーションハウス株式会社事業部長 相原利衣子 氏
◎受任者
おおいたインフォメーションハウス株式会社事業部長 相原 利衣子 氏
◎これまでの活動内容と任命内容
これまでおおいたインフォメーションハウス株式会社では、「シティ情報おおいた」をはじめとする雑誌やフリーペーパー、ウェブなど、視覚に訴える効果的な広告媒体により、本市の観光をより効果的にPRしていただいております。
これからは延岡観光特命大使として、本市の観光スポットやイベント、まちの情報などを効果的に発信していただき、特に大分方面からの観光客誘致にご尽力をお願いいたします。
延岡観光協会創立80周年記念事業紹介
【 記念講演会(共催事業) 】
日時:平成28年6月25日(土)18:30 ~(入場18:00~)
会場:延岡総合文化センター 小ホール 【入場無料】
演題:「神話は日本の古代史を物語る」~ やはりそうだった! 宮崎県北は日向神話の本舞台 ~
講師:三重大学名誉教授 宮﨑 照雄 氏
全国邪馬台国連続協議会 最優秀賞論文著書
【 記念講演及び記念公演 】
期日:平成29年1月29日(日)
会場:延岡総合文化センター 大ホール【有料】
◎ 記念講演
演題:未定
講師:皇學館大學講師 竹田 恒泰 氏
明治天皇の玄孫
◎ 記念公演
舞台:「ドラマティック古事記 延岡特別篇」市川森一原案のスーパー神話ミュージカル
出演:西島 数博 氏(ニニギノミコト役) ほか多数
日向市出身 日本を代表するダンスアーティストであり“踊る俳優”
【 記念誌発刊 】
制作部数 600冊(DVD 300枚) 発刊月 平成29年3月