140年以上もの間、延岡市民に時を告げ続ける城山の鐘
現在、1日に6回(6時、8時、10時、12時、15時、17時)撞かれている城山の鐘。
この鐘は、明暦2(1656)年、時の領主、有馬康純が蓬莱山八幡宮(現今山八幡宮)に寄進したものです。
初代の鐘が時を告げ始めた明治11(1878)年から、実に140年以上もの間、市民に時を告げ続けています。
現在の鐘は、市民からの浄財によって作られた2代目の鐘で、昭和38年2月11日以来、時を告げ続けています。
なお、初代の鐘は銘に「延岡」の文字が刻まれており、これが「延岡」の名が登場する最古の資料になります。
この「鐘まつり」は、大切な「城山の鐘」を一生懸命守ってくれる鐘守さんへの感謝の気持ちを表すために、昭和16(1941)年より毎年時の記念日である6月10日に行なわれています。
「鐘まつり」では、 10時になるのと同時に、八代目鐘守の日高さんご夫婦が10回鐘をつきます。
備考 | 城山公園(延岡城址) 【お問い合せ】延岡観光協会 |
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