梵鐘

延岡の名が登場する最古の資料

延岡市 内藤記念館(資料館)城山の梵鐘

明暦2年(1656年)時の延岡藩主・有馬康純が今山八幡宮に寄進した鐘です。西南の役で焼かれた城山の大太鼓に代わり、明治11年に城山に移されました。以来、昭和32年に二代目に代わるまで時を告げてきました。銘に「延岡」の文字があり、延岡の名が登場する最古の資料です。
延岡市の有形文化財に指定されています。

なつかしき城山の鐘鳴りいでぬをさなかりし日聞きしごとくに

この歌は、昭和2年に九州を旅行中だった牧水は延岡に帰郷し、叔父が住職をつとめていた台雲寺に滞在したときに城山の鐘を聞いて詠んだものです。

備考

お問い合わせは延岡市文化課
【電話】0982-22-7047