全山に奇岩絶壁がそそり立ち、「日本の滝百選」に選定された名瀑がある壮大な山
延岡市の西方、北方町(きたかたちょう)との境にそびえる山で、可愛岳(えのたけ)から丹助(たんすけ)山に至る行縢(むかばき)山地の中心をなす山です。
全山に奇岩絶壁がそそり立ち、頂上は東岳(雌岳)、西岳(雄岳)と呼ばれる2つの岩峰からなっていて、その遠望が行縢(むかばき・昔の武士が狩猟、騎乗などに際し、腰部から脚部にかけて着用したもの)の形に似ていることに由来しています。
行縢の滝
「日本の滝百選」に選ばれているほどの名瀑で、幅20m、落差76.7mという壮大な規模を誇っています。絶壁を静かにつたう布引の滝は実に壮観です。
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が、熊襲(くまそ)征伐の折、この滝を見て、「布引の矢筈の滝を射てみれば 川上たける落ちて流れる」と詠じたそうです。
水量の多い夏場は一服の清涼感を得ながら、絶壁を豪快に流れ落ちる様をご覧いただけることでしょう。
行縢山・登山ルート地図
地元の「行縢かたつむり会」が登山者向けに作成した地図を基に作られています。
登山ルートがかなり詳細に把握されているので、行縢山登山の参考にご利用ください。
また、行縢山登山入り口近くには、「行縢神社」があり、登山の安全を祈願する方が多く訪れています。
備考 | 【アクセス】延岡ICから車で25分 |
マップ | |
4 thoughts on “行縢山(むかばきやま)”
Comments are closed.