今回は、毎月お届けしているのべおか観光物産ステーションからのお知らせ「ステーション情報」の番外編として、ステーションで取扱っている三蔵商品のうち、焼酎を作っている佐藤焼酎製造場さんの情報をお届けします。
佐藤焼酎製造場さんは今が仕込みの時期!ということで、仕込みの様子を見学しに行ってきました。今回見学させていただいたのは、「一次仕込み」と「二次仕込み」という工程です。最初に、仕込みに使用する麹を作っているところを見学しました。
今回は麦の麹を作っていました。この麹を少しいただいたのですが、すっぱい味がしました。
次に、できた麹に水と酵母を混ぜ合わせる一次仕込みを見学。この部屋は麹を作っている部屋の真下にあり、2階から1階にある仕込み用の甕までパイプでつながれています。水と酵母をあらかじめ入れておいた甕に2階から麹を流し入れて混ぜます。
一次仕込みが完了すると次は二次仕込みです。一次仕込みで麹を発酵させたものに主原料を投入してさらに発酵させます。今回は麦が主原料です!
こちらの機械では原料の麦を洗って蒸して適温まで冷まします。こちらの部屋も二次仕込みをするタンクのある部屋とつながっており、パイプをつなげて麦を甕に流しこみます。できたもろみは発酵がすすむとガスがたまるので、適時かき混ぜます。
もろみをかき混ぜる作業を体験させてもらったのですが、とても力のいる作業で大変でした…。この力のいる作業を何度も行う製造場の方々…すごいです!
もろみを蒸留するとアルコールを取り出すことができ、これが焼酎となります。今回の仕込みで作ったもろみは銀の水や天の刻印に使われるそうです。ちなみに、仕込みで使用している麦は延岡で作られたものです!
撮影に協力していただいた佐藤焼酎製造場株式会社の皆様ありがとうございました。