▲ 極楽寺本堂(左)と九州四十九院薬師霊場 第20番札所となっている薬師堂
▲ 極楽寺本堂(左)と九州四十九院薬師霊場 第20番札所となっている薬師堂
創建は天平勝宝3年(751年)であり、本尊は阿弥陀如来で南北朝時代に作られました。延宝元年(1673年)2代延岡藩主有馬康純の時に曹洞宗寺院となり現在13代の法灯です。境内には樹齢300年の大銀杏があり秋には黄色く紅葉し美しい光景を見ることができます。地域に開かれたお寺でもあり、何でも相談や坐禅、研修、国際交流、ホームステイ等が体験でき、奥にはアジア各国の珍しい「お釈迦さま」などもあります。また、九州薬師霊場会は、神様とも縁も深く太宰府天満宮で開創した会で神社とも交流があります。極楽寺は第20番札所で「トトロのお薬師さん」と親しまれ、正月8日の初薬師祭は「健康長寿」を願い多くの参拝があり、お札・お守り・御朱印の他、事前に連絡をすれば諸堂案内・法話も受けられます。
▲平成15年に建立された新納骨位牌堂は美術家の安田潤皃氏が手がけた「地球の曼荼羅」と題された天井絵で彩られています。
元霧島三所大明神と称して、古来、土々呂の産土大神と崇敬し、祭祀、造営等を氏子崇敬者が奉仕。明治4年神社改正の際、同所城山の今宮八幡神社を明治5年に合祀し、古来の霧島三所大明神の社号を霧島神社と改称して、村社に列せられました。昭和3年には神饌幣帛料供進神社に指定され、昭和42年の造営事業で現在の社殿となりました。同年、南側に恵比須神社が奉還され海運守護、商売繁盛など幸運の神として祀られています。また、頂上には明治41年に太宰府天満宮から菅原道真公の分霊が勧請された天満宮があり「天當社」「ごってんさん」と呼ばれ親しまれています。
▲頂上にある「天當社(天満宮)」
▲ JR日豊本線を横切る珍しい参道
明治の網元・日高亀市翁が考案した「日高式ぶり大敷網」により水揚げ高が急激に伸びると同時に漁業の町として発展しました。この日高亀市翁によって建設された日高家住宅は地元の人たちからは「ブリ御殿」の愛称で親しまれており、延岡市の有形文化財に登録されています。
▲三松公園にたてられた
日高亀市翁像
2014〜 Copyright 延岡観光協会 Allright reserved.