神秘的な2つの出会い

高千穂に降り立った「天孫ニニギノミコト」は、延岡で「コノハナサクヤヒメ」と日本初の出逢いを果たし、笠沙山(現在の愛宕山)で結婚しました。

また明治の偉人「西郷隆盛」は、「天孫ニニギノミコト」が眠る可愛岳の麓に宿陣し、“時空を超えた出会い”を果たしました。

こうして神話や歴史に語られる2つの神秘的な出会いが、延岡で生まれたのです。

天孫ニニギノミコトが降臨した地 ※天 孫 = 天(アマテラス)の孫

熊本県との境に位置する高千穂町は、古事記では天孫ニニギノミコトが高天原(たかまがはら)から舞い降りた「天孫降臨の地」と伝えられ、町のいたるところに神話や伝説の舞台となった場所があります。まさに現在の日本はこの場所から始まったといえるのではないでしょうか。

出逢いのエピソード1 日本初の出逢い

延岡の街の中心部にある標高251mの愛宕山は、古くは「笠沙山(かささのやま)」と呼ばれていました。海に囲まれた岬であったその昔、天孫ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメがこの場所で出逢い結ばれたという、まさに「出逢いの聖地」なのです。

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出逢いのエピソード2 時空を超えた出会い

北川町俵野地区に天孫ニニギノミコトが祀られたといわれる可愛岳という山があります。地元では西郷隆盛が西南の役においてこの地に宿陣した最大の理由はこの御陵墓があり、政府軍は攻撃できなかったからとされています。このようなエピソードから、可愛岳は天孫ニニギノミコトとの時空を超えた出会いが西郷を救った「出会いの聖地」と言えます。

旅立ちの地

後の神武天皇であるカムヤマトイワレヒコノミコトは、「どうもこの土地は国を治めるにはあまりにも西により過ぎている。東方にはもっと良い土地があるというから、東に向けて舟出しよう。」と決心し美々津より旅立ちました。

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