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延岡市は五ヶ瀬川水系の五ヶ瀬川・大瀬川が中心部を流れるほか、北川や祝子川がそそぎ、古くから“水郷延岡”として知られている。秋になると五ヶ瀬川流域に架設される“鮎やな”は300年以上の伝統を誇り、“鮎やな”の架かる川辺で焼く鮎の香りやその風景は、環境省が選定する「かおり風景百選」にも選ばれるなど、日本を代表する秋の風物詩であり、延岡市民の心の原風景と言える。

水郷延岡鮎やな 夜間ライトアップ

鮎やなとは?

産卵のために川を下る鮎の習性を利用し、川を堰き止めて竹のスノコで造った「落簀(おてす)」に鮎を誘い込む漁法。

芝生広場

河川敷に広がる広場には、やなの実物大模型が設けられている。

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〒882-0053
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延岡市観光戦略課

TEL : 0982-34-7833

〒882-8686
延岡市東本小路2番地1(3階)

鮎やなに沿って遊歩道が仮設され、おてすの近くから見学することも可能。※夜間・増水時は通行止め

随筆家の佐藤垢石が「味、香り、姿まで日本一」と絶賛した延岡の鮎。塩焼き以外にも、味噌焼き、甘露煮、南蛮漬けなど、いろいろな食べ方がある。

炭火で中までじっくり熱を通し、焼きたてを提供している。塩は多めに振ってあるので、払い落として食べると良い。秋の落ち鮎は、卵を持った子持ち鮎が人気だが、引き締まった身が味わえるオス鮎も食べ応えがある。

味噌焼きは、九州では珍しい食べ方。炭火で焼いた鮎に、たっぷりの味噌を付けて香ばしく焼き上げる。使用する味噌は鮎の脂と相性が良い合わせ味噌で、ほどよい甘さだ。

小ぶりの鮎を骨ごとぶつ切りにした、鮎の刺身のような一品で、酢味噌に付けて味わう。コリコリとした歯ざわりが特徴で、川魚特有の生臭さもなく、鮎の風味が口の中に広がる。

鮎のほぐし身がふんだんに入った炊き込みご飯。鮎の風味にショウガの香りが加わって、さっぱりした味わい。鮎の身が入った赤だしと一緒に味わいたい。

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