島野浦「メキシコ女王像の除幕式」について

1月8日に島浦町の高速艇乗り場において多数の皆様の列席のもと、メキシコ女王像の除幕式が開催されました。これは、江戸時代に島浦の漁師が、漂流するメキシコ女王のものと思われる棺を見つけ、沖の小島に埋葬したという伝説にもとづき設置されたものです。
女王像は株式会社昭和の黒木山雄会長が地域振興の一環として造形を担当した弟の英勝さんと共に制作をしたものです。今回、この像を観光などに役立ててほしいとの思いから有志とともに像建設委員会を立ち上げ、新たに作った土台とともに寄付を決めたとのことです。

式典では、島浦町漁業協同組合の岩田組合長から「より一層の伝承につながる像であり、島野浦観光のシンボルとして期待できる」と謝辞があり、また建設委員会委員長の延岡観光協会代表理事の谷平会長が「多くの方のご協力のもと、寄贈・除幕の運びとなった。島浦だけでなく北浦を含めた広域の観光振興に寄与するよう祈っている」とあいさつをしました。


※夕刊デイリー1月11日記事より