6月24日(火)延岡市のエンシティホテルにて、一般社団法人 延岡観光協会「令和7年度通常総会」が行われました。
総会では延岡観光協会 盛武 一則 代表理事より「今後県内で開催される『国スポ・障スポ、ユネスコエコパーク登録10周年、西南戦争終結150周年』さらに『インバウンド観光の推進』などに向け、延岡市の関係部署と緊密に連携しながら、それぞれが観光誘客につながるよう努力します」との挨拶がありました。
また、宮崎県出身では実に32年ぶりとなる関取となり、先日断髪式をされた「尾車親方」に観光大使の委嘱も執り行われ、盾とピンバッジ、名刺が贈呈されました。
▲総会の会場風景
▲「尾車親方」観光大使委嘱(代理:柏谷 正倫 様)
代表理事挨拶
一般社団法人 延岡観光協会 代表理事 盛武 一則
令和7年度の定時社員総会開催にあたり、ひとことご挨拶申し上げます。
当協会は来年令和8年7月に創立90周年を迎えます。当協会は昭和11年に設立され、最初の48年間は延岡市長が観光協会の会長を兼務する形でしたが、その後会長職が民間に移譲され、現在私が四代目としてこの歴史ある観光協会の会長を務めさせていただいております。
私たちは多くの関係者の皆様に支えられながら今日まで延岡の観光振興に取り組んでまいりました。特に延岡市長以下、延岡市の皆様には多大なご協力をいただき感謝の念に堪えません。また、延岡秋の風物詩である「鮎やな」や、延岡の一大イベントに成長した「延岡花物語」では、国土交通省の皆様をはじめ宮崎県や延岡市の皆様にもご尽力いただき心より感謝しております。
今後も当協会は、延岡の地域振興のため関係各所と連携しながら、当協会が果たすべき役割をしっかりと担ってまいります。
当協会の創立90周年を目前に控えた令和7年度に、当協会が目標としていることについて紹介いたします。
まず一つ目は、令和9年度に延岡市は観光的に節目の年を迎えます。県内で開催される「国スポ・障スポ」や「ユネスコエコパーク登録10周年」、「西南戦争終結150周年」の年になりますので、延岡市の関係部署と緊密に連携しながら、それぞれが観光誘客につながるよう努力します。
そして二つ目についてですが、インバウンド観光の推進についてです。現在延岡市は、観光庁の事業を活用しながら台湾・香港・韓国をターゲットに様々な取り組みをおこなっており、当協会も延岡市と方向性を合わせ、延岡市のインバウンド関連の施策がより効果的になるよう協力していきます。
三つ目については、インバウンド観光の推進と関連しますが、高千穂との連携です。現在高千穂町には多くの外国人が観光に来ておりますが、宿泊施設の不足等で、いわゆる「オーバーツーリズム」と言う状態になっております。私たちは高千穂と連携することで、延岡での宿泊客や飲食をされるお客様を増やし観光消費額を上げていくことが可能だと考えておりますので、高千穂町との共存共栄の道を図ってまいります。
の他にも道の駅北川はゆまが防災道の駅に選定されたため、今後起こりうる災害時への備えを、平時には観光に紐づけて活用する取り組み等を通じて、理事・職員一丸となり、会員の皆様をはじめ関係者の皆様のご協力をいただきながら延岡市の観光振興に邁進してまいります。
今年度も一年間どうぞよろしくお願いいたします。
来賓挨拶
● 延岡市長 読谷山 洋司 様
(代読・延岡市副市長 山本 一丸 様)
● 延岡市議会 議長 早瀨 賢一 様
延岡観光協会スタッフ挨拶
若いスタッフも増え職場も明るくなりました。本年度も延観光協会スタッフ一眼となり、会員の皆様をはじめ、延岡に足を運んでいただくお客様方のご期待に応えるべく精進し、新たな取り組みにもチャレンジしてまいる所存であります。どうぞよろしくお願いいたします。