延岡ガい~どマン養成塾を開催中

現在、延岡の観光ガイド(案内人)を養成するための講座「延岡ガい~どマン養成塾」が開催中です。今年は12名が受講し、延岡の神話・歴史等について意欲的に学んでいます。先週、座学講座にを終えた受講生は、いよいよ実際に現場を見ながらガイドの仕方などを学んでいく現地研修に入りました。そこで、11日(日曜日)に行われた現地研修の模様をお伝えします。

この日は、内藤記念館と城山公園の現地研修を行いました。午前中は内藤記念館を訪問し、展示物を見ながら、歴代藩主の移り変わりやその功績等について学びました。「内藤記念館に初めて来た!」という参加者もおり、初めて見る資料、今まで知らなかった事実について驚きの声が上がっていました。

午後からは城山公園に場所を移し、今も見ることができる延岡城の痕跡などを見て回りました。

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こちらは当時使われていた井戸の痕跡。今はさすがに水を汲むことはできませんが、延岡城にはこの場所以外にも数か所、井戸が存在したそうです。

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今回特別に、内藤家の墓碑や供養塔が安置されている墓所を訪問しました。参加者の皆さんはもちろん中にるの初めてのことで、宝筐院塔などの立派な塔を興味深く見入っていました。

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本丸広場には、二階櫓門の痕跡があります。この上に櫓が立っており、櫓の上から向かってくる敵を弓で射たり、鉄砲で撃つように考えられていたそうです。

受講生は、来週と再来週にも、北川や今山などで現地研修を重ねます。もしかすると、この中からいずれプロのガイドとしてデビューする人が現れるかもしれませんので、楽しみですね。今年の受講はすでに締め切っておりますが、もし興味が沸いた方は、ぜひ次回の養成塾を受講してみてください。

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最後に、城山の紅葉がちょうど見ごろを迎えており、とてもキレイな色をしていました。例年と比べると随分遅い紅葉のようです。